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「広報はじめたい!」”宝の山”社内データをニュースリリースで活用!成功事例もご紹介
「ニュースリリースのネタがない」というのは、よくお聞きするお悩みです。新製品やイベントなど新規の活動予定がないなど「もう何ヶ月もニュースリリースが発信できていない、どうしたらいいだろう」といったご相談もいただきます。そんな時におすすめなのは、社内データを活用したニュースリリースです。
企業独自の業界情報、顧客データや嗜好など、貴重な情報を広報に活用しよう!
業界トレンド、自社や市場の動向、顧客の嗜好など、社内に蓄積しているデータは独自の情報であり、業界や顧客への深い理解につながる貴重な資産です。社内では当たり前の内容かもしれませんが、そのような情報にこそ他社との差別化ポイントがあるものです。それらのデータをどのようなニュースリリースに昇華させるか、なにがニュースバリューかを考えるのは、広報担当の大切な役目であると言えます。
ニュースリリースに適しているのは、顧客や市場の動向、話題のトピック
ニュースリリースに活用できる社内データは色々あります。メディアや世の中、業界で話題になっているトピックに関するデータはもちろん、顧客や市場の長期・短期の動向などを表すデータなども適しています。もちろん、社外秘情報やインサイダー情報を漏洩しないよう、公開する情報は慎重に選定しましょう。
どのデータを選んでも、単なる数字の羅列ではなく読み手にとってわかりやすいストーリーにすることが重要です。データの背景や意味を分析し専門家として将来を予測したり、顧客の声・現場担当者の所感などの具体的な事例とデータを組み合わせるなど、読み手の興味を引きつつ自社への理解を深めてもらえるようなストーリーを、しっかり考えて作成しましょう。
例えば、購買数の変化を示すデータと顧客の声を組み合わせて、既存製品の新たなニーズを伝えたり、市場シェア拡大を示すデータを活用して他社との差別化ポイントや業界における自社の優位性を伝えるといったストーリーが典型的な例です。そのほか、企業の魅力や専門性をアピールするやり方は無数にあるはずです。
わかりやすく明確に:グラフ、図表で視覚的に、専門用語はできるだけ避ける
実際にニュースリリースを作成する時には、専門用語は一般的な言葉に置き換え、専門的内容には解説を加えるなど、誰にでもわかりやすい表現となるよう注意しましょう。また、グラフや図表などでデータを視覚化することも、読みやすさ重視のニュースリリースでは必要不可欠です。
ミライフ顧客企業事例:日本PCサービス株式会社
日本PCサービス株式会社は「デジタルの総合病院」として、デジタル機器の設定・トラブル解決などのサービスを提供しています。PC、スマホ、ゲーム機など様々なデジタル機器のトラブルを全国で対応するサポートインフラを構え、年間数十万件という膨大な実績データを活用した広報活動を継続しています。その一部をご紹介します。
<最新>リリース事例①「スマホトラブルの傾向公開」
2023年4月、グループ会社「スマホスピタル」の修理実績データを分析したニュースリリースを発信しました。年代別スマホ修理数に関するグラフ、トラブルになりやすいスマホの使い方などを公開するとともに、スマホトラブルについて注意喚起を行いました。「スマホスピタル」は全国約69店舗*を展開し、年間約15万件、累計150万台以上のスマホ・タブレット・ゲーム機のトラブルに対応しているとのこと、今回のリリースで紹介した内容以外にも、まだまだ興味深いデータが蓄積されているそうです。まさに「宝の山」ですね! *2023年2月時点
リリースはこちら↓
「累計150万台以上の修理実績を誇る「スマホスピタル」がスマホトラブルの傾向公開」
<メディア掲載例>
OTONA LIFE スマホ修理依頼は20代が最多に、故障の原因にペットのよだれ!?【スマホスピタル調べ】
リリース事例②「生前デジタルデータ整理」
ほかにも、同社では2018年より毎年、デジタルデータの生前整理ノウハウをまとめたガイドブックを無料配布、その活動に関するリリースを発信しています。リリースには、市場ニーズの拡大を裏付けるデータとして、デジタル遺品に関する同社への相談件数のグラフが含まれています。この取り組みは多くの方の関心を集めており、毎年のリリースも新聞・WEB・雑誌など様々なメディアで紹介されています。
リリースはこちら↓
「生前デジタルデータ整理ガイド 2022 配信開始」
<メディア掲載例>
@DIME「日本PCサービスがネット銀行やネット証券、サブスクの管理など「デジタル遺品」の整理ガイド最新版を公開」
介護ポストセブン「スマホやPCに遺された「デジタル遺品」相談件数が増加 相続や処分方法を弁護士が解説」
リリース事例③「デジタル大掃除」
2022年12月、同社に寄せられた相談について、コロナ禍前後を分析し内容が変化していることを確認。その結果を受けて、日頃のデジタル機器メンテナンスを推奨するリリースを発信しました。
年末年始は『デジタル大掃除』でパソコン・スマホの予期せぬトラブルを防止
この記事では、社内データを活用したニュースリリースについてご紹介しました。ぜひ、自社の”宝の山”社内データの可能性を探ってみてください。
「広報始めたい!」過去記事一覧
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