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「広報はじめたい!」ニュースリリースを「旬のネタ」にするには?成功事例も紹介
良い商品・サービスが「ただ、そこにある」だけでは、誰にも知られることはありません。「広く知らせる」ための、広報PRの大切なツール「ニュースリリース」の効果をあげるやり方について解説します。
「広報始めたい!」記事一覧
- 目的を決める
- ネタ探し、どうする?(自社の強みを知る)
- 採用広報が、今こそ大切な理由
- いろんなニュースリリースを見てみよう
- ニュースリリースを「旬のネタ」にするには? ←今回
ニュースリリースには”ニュースバリュー”が必要です
がんばって発信したニュースリリース、WEBや新聞、テレビ、SNSなどで話題になって多くの人に伝わってほしいですよね。そのためには、情報をそのまま書くだけではなく、「面白い!」「役に立つ!」「すごい!」など”人の心を動かす”要素が必要です。
特にメディアは、新規性、希少性、社会性、地域性、人間性、時事/季節性といった観点でニュースリリースの情報価値を見ています。ニュースバリューの高い情報を見つけ、自社のメディアで紹介しようと日々探しているのです。
つまり、ニュースバリューのあるニュースリリースを発信することが必要不可欠!「世界初」の新規性、「日本で唯一」の希少性など、簡単には実現できないバリューもありますが、広報PR担当が知恵を絞ることで、ニュースバリュー向上が可能な要素もあります。それが「時事/季節性」です。
季節や流行、社会の動きと自社との接点がニュースになる
時事問題やトレンド、季節などに関連する要素を含む情報を発信することで、自社のニュースを取り上げる価値がある「旬なネタ」とすることができます。
なかでも、「夏休み」や「クリスマス」、「〇〇の日」など毎年訪れる季節・記念日に絡めた情報は、誰もが気になる情報として、メディアからも取り上げやすいネタです。毎年恒例なので、広報PRとしても計画的に準備することができます。
季節性あるニュースリリースを継続して発信し、多くのメディア露出を獲得している日本PCサービス株式会社様の事例をご紹介します。
ミライフ顧客企業事例:日本PCサービス株式会社
日本PCサービスはIT機器の設定・トラブル解決を行う大阪本社の上場企業です。ミライフでは2016年から広報支援しています。
リリース事例①「生前デジタルデータ整理」
同社では、2018年より毎年、家族が集まりやすい夏休みのタイミングに、デジタルデータの生前整理ノウハウをまとめたガイドブックを無料で配布、その活動に関するリリースを発信しています。
ネット銀行や通販、サブスクサービスの利用など、生活にデジタルが浸透するなか、同社への「デジタル遺品」関連の相談件数も増加しているそうです。このリリースは季節性だけでなく社会問題にも通じる、多くの方の関心があるテーマとなっており、新聞・WEB・雑誌など多くのメディアで紹介されています。
今年のリリースはこちら「生前デジタルデータ整理ガイド 2022 配信開始」
<メディア掲載例>
@DIME「日本PCサービスがネット銀行やネット証券、サブスクの管理など「デジタル遺品」の整理ガイド最新版を公開」
介護ポストセブン「スマホやPCに遺された「デジタル遺品」相談件数が増加 相続や処分方法を弁護士が解説」
リリース事例②「パソコン・スマホの熱中症」
2022年8月、猛暑によるPC・スマホトラブルについて、自社に寄せられた相談の分析と、デジタル機器の猛暑対策をまとめ、「パソコン・スマホの熱中症にご⽤⼼!猛暑で気温や環境によるトラブル発⽣中」としてリリースを発信しました。猛暑のなかで注目を集め、新聞・WEBから女性ファッション誌まで色々なメディアで紹介されました。
<メディア掲載例>
オトナライフ「スマホやパソコンも「熱中症」になるらしい…その回避法とは?」
リリース事例③「デジタル大掃除」
2022年の12月には、自社に寄せられた相談について、コロナ禍前後を分析し内容が変化していることを確認。その結果を受けて、日頃のデジタル機器メンテナンスを推奨するリリースを発信しました。
年末年始は『デジタル大掃除』でパソコン・スマホの予期せぬトラブルを防止
年末年始の広報担当は、未来予測に忙しい!?
時事問題やトレンドについては、常に”時流”に敏感になることが大切です。ちょうど、このブログを書いている12月後半は、トレンド予測特集が掲載された雑誌が出揃う時期であり、また、お正月を迎えると、元旦の新聞で来年を俯瞰する素晴らしい特集記事を読むことができます。
このような時期に、来年の広報計画を考えることを、広報PRとして習慣にしたいものですね!
週刊ダイヤモンド2022年12月24日・31日新年合併特大号「総予測2023」
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マーケティング戦略や広報戦略、事業戦略などプラン段階から、広報のネタ探し、メディアアプローチ、取材対応などの実行支援まで、丁寧に柔軟にサポートします、ぜひお気軽にご相談ください。
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