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CEATEC 2024レポート:日本・EUのAIイノベーション、日本テレビの最新AIサービスも
ミライフの西山と森で、2024年10月15〜18日に開催された日本最大級の先端技術の展示会CEATEC2024に参加しました!今年はJapan Mobility Show Bizweek 2024と初の共催でした。
幕張メッセには、大企業からスタートアップまで多くの企業が集結しており、AIを中心に日本のイノベーション、海外企業の日本での動向、関西スタートアップの活躍などが視察できました。ミライフでは、広く先端事例を知りお客様のご支援の参考にするため、海外プロジェクトを増やすため、積極的に展示会に参加しています。
CEATECは、1962年の「日本電子工業展」を源流に、電子機器の総合展示会として長い歴史があります。2000年からは情報・通信、2016年からはIoTなど時代とともに拡大・変化してきました。現在はアジア最大級・日本を代表する展示会として開催されています。
販促系の展示会のような”来場者の名刺情報獲得が最優先!”といった感じではなく、会場は落ち着いた雰囲気でした。出展企業も、広く情報発信すること、提携先を探索することなども重視しているようです。参加者はビジネスパーソン中心に、学生やシニアの姿もありました。
テレビ局が開発したAIも!活用が広がるAIソリューション
CEATEC 25周年の特別企画は「AI for All」。AIをテーマにした各社の展示から、未来ではなく、現在の生活やビジネスを変革している様子も見えてきました。
AI関連テクノロジーから選ばれたCEATEC AWARD 25周年特別賞はNECが受賞し、注目を集めていました。動画から報告書を自動生成し業務効率化を図る技術で、短縮動画と文章を同時に自動生成できる点が世界初とのことでした。
PR業界として気になるメディアの動きでは、日本テレビ発のAIソリューションが興味深かったです。
映像や音声をリアルタイム解析し、コンテンツ制作支援や分析をする多機能な映像AI エイディと、人の顔などに自動でモザイクを入れ、個人情報保護と映像活用の両立を可能にするBlurOnについてプレゼンを聞きました。
映像という強みを活かしたAIが、放送だけでなく他業界でも活用されているそうで、素晴らしい取り組みだと思いました。
グローバルなプレゼンも展示会の醍醐味! EUパビリオンのプレゼンから
海外勢では、UAEと台湾のパビリオンが大きく、他にも、EU、アメリカ、ラトビアなどが出展していました。私たちは、パリのVIVA TECHNOLOGYを思い出しつつ、EU企業のプレゼンを聞きました。
CEATECとVIVATECHを比較すると、会場デザインの統一感や、参加企業・人々の多様性、セッションの盛り上がりなど、勢いと元気があるのはVIVATECHですね。やはりフランスは見せ方が上手です。
もちろん、CEATECの会場も、じっくり見るとユニークな展示ばかりで、時間がいくらあっても足りませんでした。日本らしい”真面目で見応えのある展示会”といった感じでした。
Japan Mobility Show Bizweekも同時に見れて、お得感がすごい!
幕張メッセ(ホール1~8まである)のホール1で共催していたのが、Japan Mobility Show Bizweek 2024です(CEATECと同じ入場証で入れました!)。
EVや水素エンジン、バイオ燃料などカーボンニュートラルを目標とした最新車両展示が充実していました。TOYOTAの水素関連の最新展示を見ることができたのも興奮しました!
Japan Mobility Show Bizweek 2024の会場には、多数のスタートアップも出展していました。CEATECとの同時開催により、業界を超えたビジネスマッチングの場となることを目指しているそうです。
ミライフは、独自の技術やサービスを持つ中小企業・スタートアップをマーケティングで支援します。英語対応も可能です。
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