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イベントレポート書いてますか?広報・SEOのための書き方(2025年6月版)
展示会やセミナー、カンファレンスは盛んに開催されていますが、イベントは“その場だけ”で終わらせず、どう伝え、残し、次につなげるかも重要です。私たちミライフでは、さまざまな場でイベントレポート作成を支援しています。その経験を踏まえ、目的や書き方を解説します。
広報、SEO、イベントレポートにはいろんな効果がある
イベントレポートの目的には
- 参加できなかった方への情報提供
- 今後のイベント集客
といったイベント自体への効果に加え、
- 認知度向上
- ブランディング
など全社的な広報効果、さらに、
- SEOやPV向上
オウンドメディアの価値向上もあります。イベントレポートは、自社にしか書けないオリジナルコンテンツです。活用しないのはもったいない!
伝わるイベントレポートの書き方:タイトル、本文、画像
イベントレポート作成にもポイントがあります。
- 長さ3000文字程度(内容があればもっと長くても)
- わかりやすい見出し
- 写真・画像は豊富に
- イベント終了後、1週間以内の公開を目標に
特に伝えたいことや印象的な発言を見出しにしたり、写真や画像をたくさん使うなど、最後まで読んでもらえるよう工夫しましょう。長文作成に慣れないうちは、無理に文章にせず、印象に残った点の箇条書き&感想、といったシンプルな構成にするのもおすすめです。
公開時期は早めが大事。記憶が新鮮なうちに作成する方がスムーズですし、参加者もSNSなどで盛り上がってくれるはず。1週間以内の公開を目指しましょう。
もうひとつ重要なのがタイトルです。
- タイトルの長さは30文字以内
- 新規性・独自性・社会性など、読みたくなるキーワードを入れる
- 検索して欲しいキーワードを入れる
Google検索画面に表示される文字数を意識しつつ、ニュースリリースと同様に、メディアや読者を惹きつけるキーワードをしっかり含めてください。
オフレコ情報どれだっけ?写真撮り忘れた!…イベントならではの注意点は?
イベントレポート作成で特に気をつけたいのは、掲載可能な情報を選択すること。オフレコ情報を確実に非公開にするほか、有料セミナーや会員限定イベントでは何をどこまで公開するか、しっかり事前確認することが重要です。
当日の運営に夢中になって「写真撮り忘れた!」というのも”イベントあるある”です。オンラインイベントでは特に、機器や回線の不調で録画ができなかったり、誰かがスクリーンショットで撮影してくれていると思ったら誰もしてなかった、、、といったことになりがちです。
- 参加者の顔がわかる写真を使いたい場合はイベント当日に許可を取る
- 記念撮影タイムをプログラムに明記する
- オンラインイベントでは、可能なら参加者のカメラオンを呼びかける
など、レポート作成を見越した準備ができるとスムーズですね。


イベントレポートのパターン3種
ミライフが手がけたイベントレポートから、3つのパターンをご紹介します。
関西広報100研究会 開催レポート
ミライフの西山裕子が代表を務める、広報コミュニティ関西広報100研究会のレポートです。会員向け有料勉強会なので、内容を公開しすぎないように気をつけつつ
- 実践的な広報ノウハウが得られる会であること
- イベントの楽しい雰囲気
- どんなメディアゲストが来たか
など、非会員の広報担当者、メディアに興味をもってもらえるよう、会の雰囲気や質の高さを伝える内容としました。
【イベントレポート】「広報年間計画の立て方」関西広報100研究会 2025年3月

展示会・イベント視察レポート
自社開催のイベントだけでなく、参加者として体験した内容をレポートする記事も多くあります。国際的な展示会などは、記事閲覧者も多いので、WEBサイトへの集客効果も高いです。
【海外視察】フレンチテック イベントレポート〜Viva Technology 2024〜
アジャイルウェア様 ユーザー会レポート(ミライフ執筆)
大阪のIT企業アジャイルウェア様のユーザー向けオンラインイベント「Lychee Redmine ユーザ会2020」のレポートです。ユーザー向けの専門性が高いイベントでしたが、ユーザーに加え見込客にも読んでもらえるレポートになるよう、サービスの導入メリットや使用感などをわかりやすく文章化することを心がけました。
イベントレポート事例「Redmineの運用成功率の方程式と、Lycheeプロダクトの関係性。~本当に酸素ボンベが必要ですか?~」
ミライフは、独自の技術やサービスを持つ中小企業・スタートアップをマーケティングで支援します。マーケティング戦略や広報戦略、事業戦略などプラン段階から、広報のネタ探し、メディアアプローチ、取材対応などの実行支援まで、丁寧に柔軟にサポートします。
今、悩んでいる課題があるという方には、スポットコンサルティングも行っています。お気軽にお問合せください。