広告広報の最新トレンドを知る:ニューヨーク視察の旅

2029年9月22日~27日、宣伝会議主催の【NY視察研修】Business Creation Lab. in New Yorkに参加しました。アメリカの最新動向をとらえる、注目の6社を視察訪問。事前と事後のディスカッションもあり、濃い毎日でした。さらにニューヨーク滞在の時間を活かそうと、現在関わっているビジネスと連携できそうな会社3件に、ホームページの「問合せ」から連絡をしたところ、1社と商談成立!とても良い話ができました。当たって砕けろの精神で、チャレンジすることが必要ですね。

視察ではまず、今年16回目というAdvertising Weekに参加しました。広告や広報関連の企業が最新事例を紹介する、大きなイベントです。

 

会場の外にも、目を引くブースがたくさん出ています。

P&Gのセッションもありました。企業メッセージの事例として、大変興味深いものでした。マーケティングの大きなトレンドとしては、1990年頃までは「製品の便益を伝える」から、コモディティ化に伴い2000年前後からは「ブランドとの関係を深める」移ってきました。そして、SNSが発達した昨今は「信頼できる企業であることを伝える」「CSRやSDGsの取り組みでで企業の姿勢を見せる」が重要になってきています。

事例紹介がされていたのは、The Look キャンペーン。無意識・意識の差別について語り、話題になったものです。多様な人種が世界中から集まり活躍しているニューヨークにいると、人種問題などあるのだろうかという気がします。が、まだまだ問題の根は深いようです。企業への好感度がビジネスに影響する昨今、このような活動の重要性は高まるばかりです。

企業訪問先の会社の一つは、自社が持つ顧客データ、いわゆる「1st Party Data」を活用するMighty HIVE社。データ活用のコンサルティングに強みを持つ同社は、優秀な人材を多数の応募者から1%採用し、6カ月で顧客対応ができるよう、育てるそうです。オフィスはおしゃれで、静か。電話する人のために、専用ボックスがあったのが良いです。立って仕事する方もたくさん見ました。

そのほか、戦略コンサルティングやクリエイティブ、メディアエージェンシー、アドテックなど、イケイケの企業の活動を知り、多くの学びやヒントが得られました!

ある会社は、4〜5人チームのプロジェクトで、月に4000万円コンサルティング料を取るそうです。オフィスにも、いたるところに休憩スペースがあり、余裕が感じられました。儲かるって、良いですね。

仕事を取るのは紹介から、という話もよく聞きました。テクノロジー系でも、まず使ってもらって広げるには、人の協力が必要。会社にコネがなければ、コネを持ってる人を採用するそうです。アメリカ社会の、恐るべしインナーサークル。まあ、日本でもそうかもしれません。

今回のツアーには、東京・名古屋・大阪・福岡など、全国から28人が参加されました。広告や広報会社、印刷や制作会社・コピーライターなど、多様な分野からのプロフェッショナルと話す事も、刺激的でした。参加者の共通項は、それぞれの分野で豊富な経験や知見を持っていること。勉強熱心で、新たなビジネスのヒントを得るために、意欲的に行動されていること。このご縁もまた、つないでいければと思いました!

日本では屋外広告には様々な規制があり、このようにビルを覆うのは難しいそう。ニューヨークの巨大広告には圧倒されます。

一部の写真は、宣伝会議様ご提供いただきました。ありがとうございます。