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あっという間に2024年も残りわずかとなりました。私にとって、2024年は「仕事の広がりと深みが増した1年」でした。お客様と一緒に調査し計画を立て、それを実行していく過程で、さらに大きな責任と実現の実感を持つようになりました。今回は、2024年を振り返り、その中で感じた自らの成長についてお話し？自画自賛？します。

ミライフでの定例ミーティングの様子

私の経歴とこれまでの歩み

私は現在36歳ですが、24歳で社会人になって以来、一貫して広報やマーケティングの分野でキャリアを積んできました。最初の職場は、神戸にあるSNSコンサル会社でした。地元のお店や企業のブログやFacebook、Instagramの運用支援・代行を手掛ける中で、SNSだけでなく広報全般についてもっと深く学びたいと思うようになりました。

その後、大阪にある広報代理店に転職し、テレビや新聞、雑誌などを中心とした広報と共に、地域ニュースの記者として「取材する側」を経験しました。しかし、広報活動だけでは解決できない問題を抱えるお客様も多く、マーケティング全体を改善する必要性を強く感じるようになりました。

こうした思いを胸に、妊娠中の産休期間を活用して大学院でMBAを取得。この2年間は、学びと仕事に全力を注ぎました。そして、「もっと自由な発想で、自分のやりたい仕事をしたい」という思いが高まり、産休を返上して独立し、ご縁がありミライフに加わりました。

現在は、関西を中心に、時には全国に足を運びながら、企業や店舗の広報・マーケティング全般を支援しています。これまでの経験を活かし、単なる「手段」の提供ではなく、お客様の根本的な価値を引き出す全体戦略的な支援ができることが、私の大きな強みです。

2024年の主な仕事とその変化

2024年は、これまで以上にお客様の事業全体を見渡した支援を求められる機会が増えました。SNS運用やプレスリリース作成といった実務的な業務にとどまらず、事業戦略やマーケティングの方向性をお客様と共に考える場面が多くなり、責任の大きさとともにやりがいを感じた一年でした。

特に、サービスや商品のコンセプト設計、マーケティング戦略の立案、さらにはデジタルツールの活用や広報計画の提案といった、プロジェクトの初期段階から深く関与する仕事が増えています。「伝えるべき価値」をお客様と共に掘り下げ、それを効果的に届けるための最適な手段を組み合わせるという、より戦略的な支援が求められるようになりました。

また、2024年には数年ぶりに企業向け研修講師として登壇する機会をいただきました。たとえば、株式会社ＫＹＯＳＯ様の社内研修では、「最新のSNSマーケティング」をテーマに、SNSを活用したマーケティング戦略やトレンドについて講義をさせていただきました。かつて勤めていた会社では多くの講師経験がありましたが、今回久しぶりの復帰となり、新鮮な気持ちで臨みました。この場では、具体的なデータや事例を共有し、研修後には「実務にすぐ活かせる内容だった」とのお声をいただきました。このような場で、企業内の知識共有やスキル向上に貢献できることは、貴重な経験となりました。

株式会社ＫＹＯＳＯ様での社内研修の様子

さらに、業種や業界を問わず、お客様との信頼関係が深まる中で、ブランディングの領域に携わることも増えています。サービスや商品名、企業のコンセプト設計、ホームページのコピーライティングなど、伝える言葉を磨き上げる仕事が、私の強みとして評価される場面が多くなりました。

また、ミライフの代表である西山やメンバーの森の姿勢に刺激を受ける場面も多い一年でした。いつも精力的に現地に足を運び、自分の目と足で情報収集を行う2人を見習い、私もさまざまな展示会や現地視察に出かけました。そこで得た新たな視点をもとに、未来のビジネスについて考える時間を意識的に作るようにしています。このような行動が、日々の業務の中で新しい発想やアイデアを生み出す大きなきっかけとなりました。

2024年を通じて、単なる手段の提供ではなく、課題を包括的に捉えた解決策を導き出す仕事のスタイルを確立しつつあります。頼まれていなくても深く掘り下げる性格の私にとって、この変化は理想の形に近づいているように思えます。お客様とともに、新たな価値を創造していけるこの環境に、感謝の気持ちを持ちながら引き続き取り組んでいきたいと思います。

2025年の展望と方向性

2025年に向けて、私たちの仕事はさらに広がりと深さを増していくと考えています。今年培った経験や信頼を基に、以下のような方向性で取り組んでいきます。

まず、SNS運用やインターネット広告、プレスリリース作成といったこれまで経験してきたサービスは、それらを単独で提供するのではなく、お客様の課題やニーズに応じて組み合わせた「統合的な提案」や「企画」を重視します。たとえば、広報戦略の一部としてSNS広告を活用する場合、その目的や成果をしっかり共有し、お客様が実感できる形で運用を進めます。

また、来年は「そもそも何をすればいいのかわからない」というお客様の悩みに応えるコンサルティングの役割をさらに強化していきます。単なる実務の受託ではなく、課題解決のためのパートナーとして、事業戦略やマーケティング全体を一緒に考えるスタイルを確立したいと考えています。経営者の皆様にとって信頼できる相談相手となることが目標です。

さらに、個人としては「オモロジカル（面白い＋ロジカル）」を軸にした提案や企画をより一層推進します。ロジカルな根拠に基づいた戦略的な考え方に、「面白い」アイデアやユニークな発想を組み合わせることで、より多くの人に響く広報やマーケティングを実現します。この精神を土台に、来年もお客様に「頼んでよかった」と思っていただけるサービスを提供していきます。

おわりに

2024年を振り返ると、たくさんのお客様に支えられ、学びと成長の多い一年でした。この一年を通して、私たちの仕事が単なる「手段の提供」ではなく、「課題を解決するパートナー」として、より深く信頼いただけるものへと変化してきたことを実感しています。

これまでご一緒したお客様の皆様やパートナーの皆様には、心から感謝申し上げます。皆様との対話やプロジェクトを通じて得た気づきが、私たちの成長の糧となりました。

2025年に向けて、私はさらに進化し、挑戦を続けていきます。「オモロジカル」をキーワードに、面白くてロジカルな企画やアイデアで、新たな価値をお届けできるよう尽力します。引き続き、お客様の期待を超えるサービスを提供し、一緒に未来を切り開いていきたいと思います。

最後に、2024年も支えてくださったすべての方々に感謝の意を表しつつ、新しい年が皆様にとって素晴らしい一年になることを心よりお祈り申し上げます。2025年もどうぞよろしくお願いいたします！

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