広報企画の練り方、作り方を考える :関西広報100研究会 第75回

2024年12月20日に、私が代表を務める「関西広報100研究会 」が開催されました。今年最後の研究会、「広報企画の練り方、作り方」をテーマに、3人の広報さんが企画の立て方、メディアへのアプローチの仕方など、成功例や失敗例も含めて紹介しました。メディアゲストも交え、充実した内容で多くの学びがありました。

関西広報100研究会の「100」とは

関西広報100研究会が始まったのは、2015年1月。おおよそ2か月に一度、研究会を開催しています。いつも冒頭に、会の目指すものを私や副代表から説明します。また、なぜ関西広報「100」なのかというと・・・。

  • 100のメディア掲載を目指す(広報さんそれぞれの目標)
  • 100人の記者とつながる(すでに達成)
  • 100人の研究会の会員を得る(すでに達成)
  • 100回の開催を目指す(短期的な会ではなく、長期的に開催)

最後の「100回開催」は、始まった当初は夢のような目標でした。しかし今回の研究会で75回目なので、2-3年後の達成が見えてきました。

運営はだんだん仕組化され、幹事が交代で企画開催する流れもスムーズです。たとえ私がいなくなっても(笑)、研究会は続きそうです。事業継続がうまくいっているのは、嬉しいですね。

研究会の冒頭で、会の趣旨や目指すものをお話しします

広報にとって、プレゼンテーションの絶好の場

研究会では毎回、広報の方が自社の事例を発表します。今回は、社内でネタを探して企画を練り、メディアにアプローチをして掲載に至った成功例が、3社から紹介されました。うまくいかなかった話も含めて、なかなか聞けない貴重な情報でした。またゲストのメディアから、「こうすれば、さらに良いのでは?」などアドバイスもいただけました。

事例を発表するのは、良いプレゼンの機会です。事例を分析し、資料にまとめ、聞く人にわかりやすく伝え、有益な情報として届けるのは、難しいもの。新人広報さんなど、緊張が伝わってくる方もいます。しかし、熱意があれば大丈夫!場数を踏むうちに、だんだんこなれてきます。今回の3人は、業界も全く異なり、BtoCもBtoB事業もありましたが、それぞれ聞きごたえのある素晴らしい発表でした。

ネットワーク構築と、ストレス発散の場として

研究会の大きな目的は「ネットワークの構築」。広報仲間やメディアの知り合いができると、広報の仕事にとても役立ちます。

そして、もう一つの隠れた目的は「ストレス発散!」です。広報って、社長に無理を言われたり、メディアに気を使ったり、なかなか大変です。しかし研究会に集うのは、同じ立場の広報さん。数々の困難や課題も、懇親会で話して笑い飛ばせば、気も晴れるというものです。パーッとやりましょう。

懇親会は広報さんと、メディアゲストも一緒に

幹事が、イベントレポートを作成して公開

研究会が終わった後も、幹事の役割は続きます。当日のアンケート結果をまとめて今後の改善点を探ったり、会計をまとめたり。

そして重要なことは情報発信!開催された研究会の詳細は、会員が交代で議事録を作り、一部をnoteに公開しています。過去の様子を記録し積み上げていくこと、イベントレポートの作成発信も、広報の大切な仕事ですね。

 

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