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大企業のマネでは上手くいかない!中小企業流のマーケティングPRの効果的な学び方
中小企業のマーケティングやPRに関わる方にとって、日々の情報収集や知識のアップデートは欠かせません。しかし、一生懸命調べてもいい情報が出てこなかったリ、ウェビナーや本で学んだ通りにやってみても上手くいかなかった、という経験はありませんか?私は大いにあります(笑)そこで、今回は10年以上中小企業のマーケティングPRに携わってきた私が、限られたリソースの中で最大限の成果を出さなければならない中小企業の方々にお伝えしたい、中小企業流のマーケティングPRの効果的な学び方をご紹介します。
1. ウェビナーを受ける
ウェビナーは、特定のトピックについての知識を深めるのに最適な方法の一つです。特に、最新のマーケティングトレンドや基礎的なノウハウを学ぶ際におすすめです。チャット機能で登壇者に質問を投げかけたり、他の参加者と意見を参考にしたりすることも可能です。私はコロナ以降、興味関心のある分野のウェビナーを片っ端から受けています。セミナーと違い、移動やそれにかかる準備が不要なので、隙間時間を生かせるのが気に入っています。
どんなウェビナーを受ければよいのかわからないという方は、以下の4つのポイントを参考にしてみてください。
- マーケティング関連の書籍で面白かった「著者名+ウェビナー」で検索する
- マーケティング関連についてポストしているXをフォローする中で見つける
- YouTubeチャンネルをフォローして、紹介されたウェビナーを見る
- マーケティング関連のコンサルティングを提供している会社のホームページで知る
ここで注意が必要なのが、「どの立場の人が発言していることか」「事例として挙げている企業の規模感」です。例えば、大企業のマーケティングPRの場合、既に認知度がある上での活動になるので、ユーザの行動喚起や接点の創出などを目的としている場合が多いです。しかし、中小企業は、同じことをしようとするとまず知ってもらうところからの活動になりますし、知ってもらうためにはその企業や商品サービスがどんな特徴(強み)を持っているのかを明確にしなければなりません。
私はトレンドの変化が早いSNS系のウェビナーは定期的に受けるようにしています。いろんな会社のものを受けて、セカンド、サードオピニオンを取り入れ、自分のやり方をアップデートしています。
おすすめは、株式会社ガイアックスのウェビナーです。月次のアップデート情報やざっくりとした業界の概要を把握するのに役立っています。
2. 勉強会に参加する
対面での勉強会やワークショップに参加することも、マーケティングPRのスキルを向上させる有効な手段です。他の経営者や担当者、マーケティングPRの専門家など、直接交流することで、実践的な知識や経験を共有し合うことができます。その結果、将来的なビジネスの協力関係を築くきっかけにもなり得ます。
ミライフの西山が代表を務める「関西広報100研究会」も、特に関西の中小企業のマーケティングPR担当者にはおすすめです。定期的に広報についての勉強会を開催したり、広報担当者同士の懇親会を開催したりしており、勉強会で知識を得るだけでなく、横のつながりができると好評です。
また、大阪産業創造館が開催しているセミナーもおすすめです。中小企業対象のものが多いので、ぜひ気になるトピックスがあれば参加してみてください。
3. オンラインコース
無料のウェビナーも本当に有益なものが多いですが、もっと深く学びたい!専門性をつけたい!という場合は、有料のオンラインコースをおすすめします。教育プラットフォームや企業が提供しており、複数回の集中コースが一般的です。1対多数のウェビナーと違い、講師からのフィードバックや課題があるなど、より実践的に学ぶことができます。社員教育の一環としてもおすすめです。
おすすめは、宣伝会議です。中小企業の事例が多いわけではないのですが、基礎知識やスキルをしっかり身につけたい方はぴったりです。初級~上級まで幅広い講座があります。お試し版のウェビナーや法人プランもありますよ。
4. 専門書を読む
マーケティングとPRに関する専門書は、基本的な概念から高度な戦略まで、幅広い知識を提供しています。私自身、書籍はAmazonなどネットで買うことも多くなっていますが、あれ?思っていたのと違うな?ということもあります。そのため、定期的に大型の書店に行き、対象分野の本のタイトルをかたっぱしから見て、気になったものを手に取って、目次を見て選ぶようにしています。偶然の発見があり、視野が広がりますね。
ちなみに、ここで注意が必要なのはSNS関連のノウハウ本についてです。SNSとの付き合い方や、どうすれば魅力的なアカウントになるかなどの本質は何年も変わらないですし、この先も変わることがないと考えています。しかし、テクニックやトレンドは数か月単位で変わっています。「なるべく最新の本を読む」「テクニックやトレンドはあくまで一説として捉える」ことをおすすめします。
おすすめは、株式会社トライバルメディアハウスの代表 池田 紀行さん著『
5. 業界イベントへの参加
カンファレンスや展示会に参加することで、主に業界の動向を知ることができます。すぐに役立つネタがないとしても、未来のネタを見つけたり、イベント全体を通じてどんなブースが増えているかなどからトレンドを読み取ったりしています。ブースや相談会など、気になった企業や人と直接話せる貴重な機会でもあります。マーケティング関連イベントは、やはり関西よりも東京の方が一歩先を行っているように感じます。
ミライフでもさまざまな業界イベントに参加し、レポートしているのでぜひご覧ください。
PR EXPO 2024に見るPRの変化・・・PR市場は廃れたのか?
【イベントレポート】IVS2024 KYOTO スタートアップの祭典、京都で開催
6. ソーシャルメディアとブログ
ソーシャルメディアやブログを通じて、業界のリーダーや影響力のある人物から学ぶこともできます。彼らの投稿や記事は、実践的なヒントやインサイトを提供してくれます。おすすめは、自分と同じ立場や同じような規模感の会社の方のXやnoteです。公式アカウントと違い、日々どんなことを思っていて、どう行動していてなど、具体的な情報を得られるので、学ぶことが多いです。自分も頑張ろう!と思えたり、自分はここは違うなと逆に強みを見つけられたりします。
これらの方法を組み合わせることで、中小企業流のマーケティングPRのスキルを効果的に向上させることができます。マーケティングとPRの世界は日々進化しており、学び続けることが成功への鍵となります。どの方法を選択するにせよ、目標に向かって一歩一歩進んでいくことが大切です。
ミライフは、独自の技術やサービスを持つ中小企業・スタートアップをマーケティングで支援します
ミライフは、広報・ブランディング・マーケティングの戦略策定から実行まで伴走支援するマーケティングの外部パートナーです。大阪・京都・兵庫を中心に全国のBtoB企業、中小企業、スタートアップの支援をしています。
マーケティング戦略や広報戦略、事業戦略などプラン段階から、広報のネタ探し、メディアアプローチ、取材対応などの実行支援まで、丁寧に柔軟にサポートします、ぜひお気軽にご相談ください。
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