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マーケティング相談:ブログタイトル、必要な要素や文字数は?
ミライフには、様々な企業からマーケティングや広報に関するご相談が寄せられます。似たような問題を抱えられる方の参考になるよう、事例をご紹介します。
先日、森が講師として登壇したライティング講座で、会社のSNSやブログを担当することになったという方から、
ブログ記事のタイトル、いつも悩んでしまう
というご質問をいただきました。その方の会社は、丁寧な製品作りが特徴の歴史ある食品メーカーで、新しい取り組みなど含め、SNSやブログなどでの情報発信に、最近取り組み始めたとのことでした。四季折々の”ものづくり”の風景や、商品の案内、社内の日常など、”ネタ”は豊富にあるようで、写真や動画を使って積極的にやっていこうということになったそうです。
タイトルに必要な情報は、どうやって考えてる?
タイトルとは、記事や投稿の内容を簡潔に伝えるもので、興味や関心を引き、目を通してもらうための、非常に重要な役割があります。その方には、タイトル作成のポイントとして、以下の4つをお伝えしました。
- 必要な情報だけ
- 簡単に、わかりやすく
- 正確に(誤変換や、数字の正しさにも気をつけて)
- 自分の会社らしさを忘れずに
なかでも、「必要な情報だけ」を選ぶことを、まずは考えてほしいです。本文や写真・動画の「5W1H」の6つの要素から、優先順位の高い2つ(多くても3つ)を決める。それを、わかりやすい単語にして短いフレーズをつくる、これがタイトル作りの基本です。
「5W1H」の6要素
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(だれが)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
最初は、社内の都合(これを売りたい!)から始めても大丈夫。情報発信を続けるうちに、投稿を見たり読んだりしてくれる人の反応を見ていると、相手が何が知りたいか、どんなことに反応してくれるかわかってきます。継続することで、社内外いろんな角度から優先順位を考えられるようになるはずです。
「情報の優先順位、あまり考えたことなかったなあ」と、その方は納得してくださいました。あまり難しく考えすぎず、まずは投稿を継続することが一番大事!なことも、付け加えておきました(笑)。
タイトルに最適な文字数は?
タイトルの付け方の参考になるメディアとして、Yahoo! Japan のニュースのタイトル(いわゆる”ヤフトピ”)や新聞の見出しは、過度に煽るような表現もなく信頼ができるタイトルなので、いつも注目しています。どちらも限られた文字数で、できるだけ正確に、多くの人の興味を引くように工夫をこらしたタイトルが並んでいます。ニュースリリースを考えるときは、この”ヤフトピ15文字”で表現できるかどうかまで考えてリリースのタイトルをつけることもあります。
一般的なブログのタイトルであれば、検索結果に表示される文字数”約30文字”を意識しましょう(PCやスマホ、ブラウザの種類により若干の違いはあります)。ミライフでは、ご支援先の企業のブログ校正の際には、”タイトルは20〜30文字くらい”を意識して確認しています。
ちなみに、ミライフの過去ブログのなかで、検索からの閲覧数が一番多いのは、「イベントレポート書いてますか?広報・SEOのための書き方」という2021年の記事です。何について書いたブログが、タイトルだけで伝わり、検索結果にも省略せずに表示される文字数(28文字)です。「イベントレポート 書き方」といった検索キーワードで検索すると、上位に表示されてるようで、イベントレポートを書かなくていけないが、書き方がわからず、記事を探している人に読んでもらっているようです。
「煽りすぎ」タイトルには気をつけて
WEBニュースなどで、タイトルにつられてクリックしてみたけれど、内容が違う!と裏切られた経験ありませんか?脈絡なく流行語を多用したり、不安を煽るような扇情的な表現をするなどタイトルを過激にすることで、PV数やクリック数を増やすことはできますが、投稿内容とギャップがあると信頼性を損ないます。
企業アカウントは、ブランドのイメージを地道に積み重ねること、会社の信頼・信用を高めるという大切な役割もあります。PV数・クリック数だけで判断せず、誠実に&正確に伝えていくと良いですね。
ミライフの過去ブログでは、「信頼を築くための企業のブログ」について解説しています。参考にしてください。
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