スタートアップのPR戦略/ 1/27(月)ゆる会開催

スタートアップや新規事業のマーケティング支援にて、「PR、どうやったらいい?」というご相談、ミライフのお客様からもよくいただきます。

新聞やテレビ、大手ネットメディアなどで紹介されれば、一気に認知度アップ、ビジネスを急成長させることが可能。

さらに、新しい分野を切り開くスタートアップにとって、ビジネスを説明する時間、手間、伝わらないリスクなどの「説明コスト」を下げるためにも、WEBサイトやブログ、信頼できる記事といった「PRの成果物」は非常に効果的なツールです。

ただし、「SNSを毎日アップ!」「ニュースリリース書かなきゃ」など“やること”だけ増やしても意味がありません。少ないコストで大きな効果を出せるよう、PRも事業戦略の一つとして考えてみましょう。


1)PRの目的は?伝えたい対象は?

創業期の課題は「事業の成長」か「組織の成長」のどちらか。課題によって、ユーザー、VC、行政、採用候補者などPRの対象も様々。“今、一番伝えたい相手”を絞り込み、そこに集中する。

2)どのメディアで伝えるのか?

メディアの状況はどんどん変化している。大きく見て、以下の2つは継続して行いたいもの。

① コントロールできるオウンドメディアで、しっかり発信

例:基本情報がわかる企業サイトと、伝えたい相手に特化したSNS/ブログなど。「誰に何を言うか」について、方針を決めておくと、チームメンバーが発信内容で迷うことが減る。

② 世の中ゴトになり得るニュースのネタを見つけて、アーンドメディアにアプローチ

新聞、ネット、TVそれぞれ特徴があり効果も異なる。毎日見ていると、自分のビジネスが紹介してもらそうな文脈が見えてくる。類似分野の先輩スタートアップの創業期PRを遡って参考にするのもおすすめ。

<参考>PESOメディアモデル

  • P ペイドメディア:広告
  • E アーンドメディア:ネットニュース、TV、新聞、インフルエンサー発信などプロが関わる発信)
  • S シェアードメディア:オフラインでの口コミや、SNSでの投稿や拡散など、生活者の発信)
  • O オウンドメディア:企業が”所有”するメディア。公式WEBサイトやSNSアカウント、ブログ、リアル店舗、イベントなど

3)何を言うか?

スタートアップの最大のPRコンテンツは”創業の思い”と”プロダクト”。とはいえ、メンバーや制度のユニークさ、調達事例、導入事例・・・など切り口は色々ある。特に、アーンドメディアは、新聞やネットニュースなら読者、動画メディアなら視聴者などユーザーの興味を引く切り口を常に探している。「伝えたいこと」と「世の中が関心を持っていること」を組み合わせて、ニュースをつくる。


とにかく、「やること」を絞りつつ、情報発信の習慣をビジネス初期からつけておきましょう。蓄積された情報の価値は大きいものです!

<お知らせ>

「スタートアップのPR」についての起業相談する機会として、「ゆる会」(主催:NPO法人生態会)を2020年1月27日(月)に、グランフロント大阪で開催します。メンターや他の起業家からフィードバックを得ることで、自分のビジネスを客観的に見つめる機会にご活用ください。森がメンターを担当します!

生態会とは:「関西の起業のエコシステムを豊かにする!」をミッションとして活動している団体。ミライフ代表の西山裕子が事務局長、森が事務局リーダーを務めています。

ミライフは、独自の技術やサービスを持つ中小企業・スタートアップをマーケティングで支援します

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