関西の広報担当集結!関西広報100研究会 第43回レポート

関西広報100研究会:インバウンド&関西の最新メディア事情

ミライフ西山裕子が代表の「関西広報100研究会」の2019年6月12日(水)第43回研究会の開催レポートです。会員企業のシナジーマーケティング様セミナールームを会場に、初参加4名を含む約30名が参加。質疑応答も活発に、今回も大変盛り上がりました(私、森令子も幹事メンバーとして企画・運営に携わりました!)。

”ここだけの話”も多い(笑)、白熱した研究会の様子を少しだけご紹介します。


「関西広報100研究会」は関西の企業や団体の広報担当者の会です。マスコミの方をお招きしたり、会員が事例発表をしたりと、定期的な勉強会で学びとネットワークを深めています。

  • 会の趣旨など詳しくはコチラ(過去投稿にリンク)
  • 関西広報100研究会HPはコチラ

登壇は多彩な3社!

  • SAKELOGY 代表取締役 星野翠さん:日本酒で、世界をおもてなし
  • 株式会社P-CUBE 創業者・取締役 池田由利子さん:「おはよう朝日です!」をはじめテレビ・WEB・VPなどあらゆる映像の企画・製作を手がける大阪のクリエイティブカンパニー、海外事業(中華圏)も展開
  • メディアゲスト大谷 邦郎 さん:グッドニュース発信塾塾長、毎日放送元記者でラジオ報道部長・宣伝部長など歴任

 

大阪発スタートアップSAKELOGY〜創業期のPR戦略とは?〜

日本酒を扱う飲食店・小売店向けに、日本語/外国語の日本酒メニューを簡単に作成できるWebアプリケーション”SAKELOGY”(サケロジー)を開発・提供する、関西発の注目スタートアップです。代表の星野さんは、戦略的な美しいリーダーという佇まいが印象的!

元々は、民泊からビジネスをスタートした星野さん、民泊時代からの課題を解消すべく自社サービスを開発。日本酒を提供する側の知識不足、販売ノウハウ不足を解消し、日本酒蔵元・小売店や居酒屋などの販売者、ユーザー(外国人・日本人とも)と全方向にメリットがある「四方良し」のサービスです。

広報戦略も、とても明快!これまでミッション策定~プロダクト開発まで事業開発サイクルを5回も回してきたそうですが、7つのフェーズのうち、PRはフェーズ②と④のタイミングのみ実施。

  • フェーズ②のメディアでの紹介:ビジネスコンテスト前:審査員からの信頼度を高め、ビジコンの勝率を上げるため
  • フェーズ④のメディアでの紹介:ビジネスコンテスト直後:チーム組成のため(「このスタートアップ面白そう!」と思ってもらう)

その他のタイミングではSNS発信もせず、プロダクト開発に集中しているとのこと。素晴らしい戦略性です。

最近は、SAKELOGYのブランドイメージ統一に注力、マーケティング、広報、開発などチーム全員が共通イメージを持ち、今まで以上にブレずに動けるようになったということです。 今後は、蔵元との関係が深い石川県での広報キャラバンなど、広報の活発化も予定しているとのことで、ますます注目ですね!

 

関西広報の憧れ「おは朝」制作&海外事業も展開! P-CUBE 池田さん

「おはよう朝日です」制作現場のエピソードなど、冒頭から和やかな雰囲気でに始まった池田さんのお話。「取り上げたくなるリリースは?」「好感度高い広報さんは?」といった社内アンケート結果まで共有いただき、感謝!しかありません。

同社は、海外事業も展開。

など、特に中華圏への情報発信を手がけているのが海外事業。担当の小森さんが続いて登壇です。

日本で使っているSNSは中国では全く使えない。FBで中国語ぺージを作って発信したつもりになってはダメ!

といった話や、地域によって表現方法が違う動画の例として、地方の観光プロモーション動画で、

  • 台湾・香港向け:女性インフルエンサーが出演し、友達との旅行を撮影したような親近感ある映像
  • カナダ・オーストラリア向け:自然ドキュメンタリーのトラベルレポーターが歴史・自然を紹介、ドローンなどを使い映像美を強調

と、同じ地域でも全く違う完成動画になることを、実例映像を交えてご紹介いただきました。

さらにP-CUBEさんからもう一名、北京出身の孫さんもご登場。

平均年収や市場拡大など、データから見るマクロな中国概要に加え、最近の視察で孫さんも驚いたという具体的な事例も。例えば、飴の老舗「大白兔」(1959年創業、中国では50年でものすごく老舗)が、新興企業と組んで開発した「大白兔」ブランドの化粧品が大ヒットしているとのこと。企画力やマーケティングなど、様々な部分でどんどん進化しているそうです。懐かしい味の飴も美味しかった!

愛情あふれるリリース指南!メディアゲスト大谷さん

最後のご登壇は、グッドニュース発信塾の大谷さん。毎日放送の元・経済記者であり、ラジオ報道部長、宣伝部長、人事局キャリア推進部長を歴任され、2016年独立、”予算のない人たち”の情報発信の支援をされているプロフェッショナルです。

今回は、「メディアはこれで落とせ! ”ここでもあかんえ”」と題して、大変ためになるお話を頂戴しました。内容はもちろん、スライド一枚につき必ず一度は会場中を爆笑させる素晴らしい話術!アナウンサーでいらっしゃったと言われても納得してしまうほどの、引き込まれるお話でした。

”ここでもあかんえ!”は、ニュースリリースを書くときに、必ず気をつけるべき7か条の頭文字で、ここでは、1文字目だけご紹介しますね。

”ここでもあかんえ!”の「こ」は”志=こころざし”の「こ」。究極的には、誰もかが利益を得るためにビジネスをしているのですが、メディアが取り上げるのは、社会のため、皆さんのためのニュースです。しっかりとした”志”はありますか?

続きを学びたい方は、ぜひ大谷さんのセミナーへ!!

研究会の後は、参加者お待ちかねの懇談会へ。新地の居酒屋で、登壇の皆様や、懇談会から合流された新聞記者の方を囲んで、楽しいひとときとなりました。

関西広報100研究会へのご入会は紹介制となっております。ご興味ある方は、関西広報研究会のHPからお問い合わせください。