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メディアキャラバン、3つの効果。他社の広報さんと一緒でパワー倍増!
2022年11月28~30日、2023年3月15~17日に、東京のメディア周りをしました。そこでの学びや、成果を一部ご紹介します。
メディアキャラバンとは?関西にいるからこそ
メディアキャラバンとは、自社の製品やサービスに興味を持ってもらうために、複数のメディアに集中訪問をすることです。主に、広報・PRの担当者が行う活動です。特に新しい製品やサービスの発売時に、サンプルやプレスリリースの資料などを持っていくことが多いです。私も事業会社にいる頃から、何度か行っています。アポ取りは広報会社に委託して、自分は訪問だけした時もありました。現在はアポ取りから訪問、その後のフォローまで、すべてミライフで行っています。クライアントをお連れすることも、多いです。
「関西にいると、東京のメディアと繋がれず不利」と、聞くことがあります。確かに、それは現実です。しかし「今度、東京に行くので、お会いしませんか?近況報告したいです。」と、出張を機会として、声掛けすることができます。名刺交換を一度しただけでも、「それなら、ランチでもご一緒しましょうか。」と返事を下さる方もいます。反応がないこともありますが、めげずに、ひたすらご連絡をします。「今回はタイミングが合わず残念!」とお断りであっても返事が来れば、それをきっかけに「最近、どのようなテーマに関心がありますか?」など、やり取りをすることもできます。
他社の広報さんと一緒に、企画実施
昨年11月と今年3月のメディアキャラバンは、私が代表を務める関西広報100研究会の会員と組んで行いました。研究会でも熱心に関わり、会を盛り上げようとする、信頼できる広報さんです。ご一緒することで、お互いの知るメディアを紹介し合い、訪問先を増やすことができました。
11月に同行したのは、医療系スタートアップの株式会社ハート・オーガナイゼーションの広報、木村あすなさん。ヘルスケア関係のメディアを中心に、アプローチ。すごいガッツで、知り合いがいなくてもホームページの問合せから面談を申込み、アポにつながった先も複数ありました。私もがんばり、二人合わせて、3日間で13メディアのアポをゲット!無事に回れるかドキドキしましたが、ドタキャンも一つもなく、コンプリート!
その際のつながりで、創刊70周年を迎えるビジネス誌「財界」2023年1月25日号に、インタラクティブソリューションズの関根 潔 代表取締役の記事が掲載!財界ONLINEにも紹介され、マイナビニュースなど大手サイトへ転載され、オンラインでも拡散しました。木村さん、ありがとう。
財界online「人手不足時代の学び直しをどう進めるか 関根 潔・インタラクティブソリューションズ代表取締役」
他にも11月の取材が縁で、NPO法人生態会が、大型セミナーをすることになるなど、多くの成果が出ています。
一緒にキャラバンする心強さ、客観的なアドバイス
そして、3月には株式会社ウィファブリックの広報、藤本恵子さんとご一緒しました。服の廃棄を無くそうとする同社のつながりで、リサイクルやSDG関連のメディアに多数訪問できました。また、放送作家や東京の企業の広報さんも紹介していただき、最近のテレビ局の動向、広報のトレンドなども意見交換できました。藤本さん、ありがとう!
1時間のアポのうち半分ずつ説明します。相手が話している時間は、記者の質問や関心を聞いて、心の準備をすることができたのは良かったです。また相手の会社の説明を聞いて、「ここを強調するほうが良いのでは?」「この数字は印象的。」など、第三者としてのアドバイスもし合いました。9社を回っているうちに、私もウィファブリックの事業説明が、できるようになってきましたよ♪
メディアキャラバン、3つの良さ
怒涛のメディアキャラバン、その良さはたくさんありますが、3つの良いところをピックアップ。
- 情報発信:プレスリリースでは伝えきれない製品やサービスの魅力、背景、その事業の意義など、メディアに個別に伝えることができます。先方の質問や関心に応じて、強調する点も変えて、深いコミュニケーションが可能です。取材や記事掲載の確率も高くなります。
関連資料は、できるだけたくさん持っていくと良いです。チラシ、パンフレット、過去のメディア掲載事例などを見せて、具体的なイメージを得てもらうことができます。 - 情報収集:今、記者がどのようなテーマに関心があるのか、媒体の動向、今後テーマにする予定の企画など、インターネットでは見つからない、クローズドな情報を得ることができます。また、東京の広報さんと情報交換する事で、広報業界のトレンド、人気のある職種、実はあの会社は・・・といった裏情報を得ることができます。広報さんの情報力は、どこもすごいです。東京は転職が盛んなので、1人の広報さんが持つ経験や情報が、関西より多い印象です。学ばなくては。
- 関係構築:会って話すことで、メディアとの関係を強化できます。すぐに取材や掲載にならないとしても、何かあった時に相談したり、ご意見を聞くことができるだけでも助かります。良い関係を作るためにも、忙しいメディアの貴重な時間を無駄にしないように、有益な情報を持っていくことが大切です。媒体研究が十分でなく、「そんなサービスは、うちの雑誌の読者は関心ないです。」と言われて撃沈したことも・・・ごめんなさい。ミスマッチは極力減らしたいですが、面談の御礼として、ちょっとした手土産を用意するのも良いです。京都のお菓子や香りの小物、大阪のたこ焼きグッズなどは、関西ならではと、喜んでもらえますよ。
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