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第69回 関西広報100研究会レポート：今年の広報成果発表＆広報担当の疑問、メディアに聞いてみよう！
2023年12月13日、ミライフの西山が代表を務める、関西広報100研究会が開催されました。この会は、2015年から続く、関西の中小企業の広報担当のコミュニティで、今回で69回目。「広報活動の成果発表＆あなたの疑問、メディアに聞いてみよう！」がテーマの第一部の後は、この時期お楽しみの忘年会でも盛り上がりました。
広報担当は34名が参加、早々と満員御礼となりました。忘年会に駆けつけてくださった方も含め、メディアゲストは4名、テレビ・経済新聞・一般新聞・大手フリーペーパーなど、様々な媒体のお話を聞くことができ、充実した会でした！！
第一部の研究会では、西山が冒頭挨拶をつとめ、研究会について紹介しました。広報担当者は社内でも人数が少なく、試行錯誤しがちですが、成功や失敗を共有すれば、他の広報さんの力になります。研究会に参加されるメディアの方ともじっくりお話でき、メディアリレーションの広がりにも役立っています。
関西広報100研究会の”100” は「100回の開催を目指したい、100人の会員が集まりたい、100人のメディアと知り合いたいといった意味があります。会員・メディアの累計人数はすでに100を超え、たくさんの成果や繋がりを創り出しています。
研究会の会員が今年の広報成果を発表
2023年最後の開催ということで、4人のメンバーが今年の広報活動を振り返りました。着任したばかりのスタートアップの広報からベテラン広報経験者の副業としてのコンサルタントワークまで、幅広い発表内容でした！
- 副業での広報PRコンサルタント体験談／梅垣 真哉（ダイドーグループホールディングス 経営戦略部）
- 時速5キロの自動走行モビリティの紹介と社内の広報意識改革／島田 知佳（ゲキダンイイノ 広報）
- 商品のないサービスがメディアで拡散されるために／沖 祐生（日本PCサービス 広報・ブランディング推進室）
- 朝日新聞 be on Saturday 一面掲載の裏側／木村 あすな（ハート・オーガナイゼーション 管理本部）
この中から、お二人の発表についてご紹介します。
日本ＰＣサービス：商品のないサービスがメディアで拡散されるために
”デジタルの総合病院”としてデジタルのお困りごとを解決する日本ＰＣサービス株式会社の沖 祐生さんは、写真や動画では伝わりにくいサービスながら活発な広報活動を行い、今年、非常に多くのメディア取材を実現した秘訣を共有されました。
同社では、写真や動画で伝えにくい”トラブル解決”というサービスを、視聴者や読者の関心を惹き「自分ごと」化できる情報にして発信することを大切にしています。
情報×サービス＋自分ごと＝掲載価値
上記の要素を意識して情報を精査し、掲載価値をより感じてもらえそうなメディアを考えて、そのメディアに向けて丁寧に情報を届けることを心がけているそうです。
そのような活動の一つが、スマホの「寒さ対策」に関するニュースリリースの発信です。”冬のバッテリー修理急増”という同社の持つデータをまとめ、その背景を解説するとともに、寒さ対策の注意喚起を行ったこのリリースを起点に、WEB・新聞、そして数多くのテレビ取材と大きな成果につながっています。その一部をご紹介します。
- 2023年11月14日（火）中京テレビ「キャッチ」スマホスピタル 名古屋駅前店を取材
- 2023年11月6日 産経新聞WEBニュース「実は冬場に急増するスマホの「バッテリー交換」トラブル カイロやストーブにも注意」
- 2023年12月19日（火）日本テレビ「news zero」のニュース「 【今季一の寒さ】寒さの中「幸運」求め…夜まで大行列 週後半は“数年に一度”寒波襲来か」でスマホスピタル新宿アルタ店を取材
ミライフは日本ＰＣサービスの広報活動をご支援しています。「めざましテレビ」や「THE TIME」など全国放送のテレビをはじめ、数多くのテレビ・WEB・新聞・雑誌などに続々と紹介された、今年の同社の広報活動の大成功を、大変嬉しく拝見しています！
ハート・オーガナイゼーション：朝日新聞 be on Saturday 一面掲載の裏側
遠隔医療支援システムなどを提供する株式会社ハート・オーガナイゼーションの木村 あすなさんは、朝日新聞週末版「be」の名物連載「フロントランナー」での掲載実現に向けた取り組み、取材裏話などを盛りだくさんにお話しされました。「フロントランナー」は各界の著名人へのロングインタビューと豊富な写真で構成され、掲載を目標としている広報担当者も多い連載記事です。
関西広報100研究会にも何度かご参加いただいている記者さんとのご縁。取材を通して、同社代表の想いに記者さんが共感してくれたこと。「フロントランナーに掲載してほしい！」という木村さんの熱意を何度も伝えたこと。熱意だけでなく、過去の記事を研究し必要な要素を想定し、どうやったら印象的な写真がとれるか、取材してもらうべきシーンはどこか？いつか？など、社内で企画を練りに練ったこと。。。など、赤裸々なお話に会場でも「すごい！」と感嘆の声があがっていました。
印象的な写真とロングインタビューが印象的な大型記事の掲載効果は、サイトのPV数の急増や取引先からの反響、社員のモチベーション向上など、様々な場面で実感したそうです。
ゲストメディアへ質問大会！広報担当の疑問、メディアが答えます
関西広報100研究会では毎回、ゲストメディアをお迎えし、最近の注目テーマ、広報活動へのアドバイスなどをメディア側の視点でお話しいただいています。今回は大手フリーペーパー編集長、全国紙記者のお二方にご参加いただきました。
編集方針や取材テーマ、情報提供から取材までの想定期間といった媒体の特性をはじめ、ご自身が興味のある分野、これまでに出会った印象的な”広報さん”など色々な質問にお応えいただき、大変勉強になりました！
ミライフは、独自の技術やサービスを持つ中小企業・スタートアップをマーケティングで支援します
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