【事例紹介】BtoBサービスサイトで新規顧客を獲得!さらなる改善も

ミライフで、2023年に株式会社KYOSOの新しいサービスサイト(ServiceNow)の開設をご支援し、2024年に成果分析や改善提案を行いました。その事例をご紹介します。

KYOSO社は独立系ITベンダーの強みを生かし、幅広いIT製品を取り扱い、新たな技術も積極的に取り入れています。2022年からServiceNowを活用し、業務の効率化・業務プロセスの改善(最適化)ソリューションの提供を始め、それを説明するサイトを2023年4月にオープンしました。

ミライフのメンバーがこのプロジェクトを初めて聞いた時は、皆「ServiceNowって何?」という反応でした。BtoBのサービスで、かつ大企業が導入する社内向けサービスなので、なじみがなく、周りに聞いても認知度は高くないようでした。

しかし調べると、ServiceNow社は年商が89億ドル(2023年12月期)もあり、ここ数年、前年比20%以上成長という、すごい企業ではありませんか。本社はアメリカのカリフォルニア州にあり、グローバルで社員が2万人以上います。社名でもあるServiceNowは、ヒト・プロセス・システムをつなぐクラウドプラットフォームで、情報の一元管理、デジタルワークフロー、他システム連携などが可能となり、生産性の向上が期待できます。ServiceNow JAPANによると、日本でも人事サービスや顧客サービスなど非IT領域のソリューションが伸び、大型案件の受注件数が増加しているそうです(参考記事)。

サービスサイト開設で、問い合わせ獲得→新規受注

そのような注目される技術をKYOSOが取り扱い、開発運営ができることを伝えるServiceNowのサービスサイトを作成することになりました。ご依頼を受け、2023年初めに、ミライフでターゲットの明確化やサイトに載せる文章の作成(コピーライティング)などをご支援しました。なんとオープンして、10か月以内にサービスサイト経由で問い合わせがあり(本社サイト経由も別途あり)、このうち複数の案件を受注という成果が出ました!パチパチ。

サービスサイトの現状や今後を熱く語り合います

Googleで2位に表示され、新規顧客獲得

Googleで「京都」「ServiceNow」で検索すると、現在KYOSOは2位に表示されます。トップはServiceNowの公式サイトでスポンサー(広告)なので、純粋な検索としては1位ともいえます。通常、人が検索して見るのは1-2ページ程度なので、SEO対策では20位以内、理想は10位以内に入ることを目指します。この表示は、非常に良い状況です。実際、新規取引につながった案件は、京都で技術者を探している会社からのものでした。SEO対策に多くの企業は苦労しています。ニッチなサービスで、情報を必要とする人がいるBtoBでは、このような効果が出ることがあります。まさに、BtoBこそマーケティングを取り入れると良いですね。

Googleの「京都」「Servicenow」で上位に(2024年6月4日時点)

サービスサイトで重視したこと。会社の強みとターゲット

検索してサービスサイトにたどり着いた人が、まずKYOSOの強みを理解できることを目指しました。「50年の歴史」「独立系」「大阪・京都を中心」「多数の実績」などは、他社とは違う特徴です。そして、企業ブランドカラーの紺を基調に、会社サイトやオフィスでも使っている鯉の図柄をあしらい、イメージを統一しています。この鯉は、本社の会議室の窓や扉にも描かれています。

ファーストスクリーンで会社の強みを伝えます

ターゲットについては、経営陣も含めて何度も討論を重ねました。誰のどのような問題を解決するのか、時間をかけて決め、サイトを設計しました。ここではServiceNow自体の説明はあまりしていません。それは、すでにServiceNowが何なのかは知ったうえで検索してくる人を対象にしているからです。

ターゲット顧客の悩みと、解決の提案

開設1年後、徹底分析と改善策を提示。新たなニーズや課題に答える

上々の滑り出しではあるものの、まだまだ改善強化の余地はあります。サイトをより効果的に運用したいというご依頼をKYOSO様からいただき、2024年初頭に新たなプロジェクトが始まりました。ミライフより担当者にまずヒアリングをし、質的分析(3C分析:Customer顧客、Company自社、Competitor競合の洗い出し)や量的分析(アクセス解析)を行いました。

またUI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)の専門家の力も借りて問題点を洗い出し、今後に向けた提案を5月に行いました。ウェブサイトは生ものなので、開設してもそのまま放置してはいけません。変化する市場ニーズや自社の進みたい方向にそって、改善を進めていく必要があります。

時間をかけて、質的・量的分析や改善のディスカッション

ご説明した提案にそって、今後どんどん改善を進めることになりました。サイトの反応について、引き続き追っていきます。どのように進化できるのか、楽しみです。

 

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