MIND THE GAP:ギャップに注意(海外視察 Part1)

2023年6月8日~20日、イギリスとフランスに行きました。主な目的は、パリで開催されるヨーロッパ最大のスタートアップの祭典「Viva Technology 2023」を視察すること。海外に行くのは大好きな私ですが、コロナ渦で実に4年ぶり!せっかくなのでフランスに行く前に、イギリスにも足を運んでみました(イギリスに行くのは初めて!)。ロンドンに2泊、その後マンチェスターに2泊しました。ブログのPart1では、イギリスの旅についてご紹介します。

MIND THE GAP: 電車で見かけた「ギャップに注意」

久しぶりの海外、飛行機に乗って空港に降りるだけでもドキドキします。イギリスは一人旅なので、地図とにらめっこして、駅の表示や注意書きも真剣に見ます。電車や地下鉄を乗り継いで、ホテルまでたどり着くのも一苦労。しかし行きたいところに無事到着すると、ものすごい達成感があります。

熊のぬいぐるみの名前としても有名な、パディントン駅

 

電車の扉に注意のマーク「Ming the gap」とあるのが目に留まりました。「電車とホームの隙間にご注意ください」という意味です。英語では、このように言うのですね。MINDは「心」を思いつきますが、「気にする」「注意する」という感じですね。

新商品を開発する際、マーケティング調査で「ニーズと満足度のギャップ」「現状と期待値のギャップ」などのデータを見ることがあります。その差が大きいところが、まだない市場が存在する可能性が高いので。

個人においても、今やっている仕事と理想のギャップ、現状と必要なスキルのギャップなど、その差を埋めるために努力していることでしょう。MIND THE GAP: ギャップに注意する、は深い示唆に富むなあと、地下鉄に乗りながら考えました。

London transport museum (交通博物館)の売店で、それが書かれたTシャツも見つけました。お気に入りです。

交通博物館で見つけたTシャツ

 

ちなみに「地下鉄」は、アメリカではSubwayですが、イギリスではUnderground です。そのような発見も、面白いものです。不便だなあと感じたのは、ロンドンの地下鉄には、エレベーターやエスカレーターがほとんどないこと(トイレもありません)。重い荷物を持って階段を上がるのに、大変苦労しました。しかしある時、若い男性がさっと手伝ってくれて感激です。さすが、ジェントルマンの国!

歴史ある建物と近代的なビルが混在している、ロンドンの街。歩くだけでも楽しいです。

コワーキングオフィスでお仕事を

ミライフは、大阪の梅田にあるサーブコープというコワーキングオフィスを使っています。オーストラリア本社の上場企業で、全世界でコワーキングオフィスを運営しています。イギリスにも複数あり、3時間まで利用できるので行ってみました。バッキンガム宮殿のそばや、金融街の中心など、どこも良い立地です。日本と同じで統一されたオフィスのデザイン、インテリア・キッチンなど、なじみがあって落ち着いて仕事ができました。今や、世界のどこにいてもパソコンとWifiがあれば仕事ができます。オフィス環境が整えば、さらに効率も上がります。がんがん資料作成を行い、クライアントや仕事仲間に連絡をしていきました。

生活を楽しみ、個人の生活を尊重

マンチェスターには、昔の上司が住んでいて泊めてもらいました。ロンドンとはまた違い、落ち着いた住宅街です。P&G時代のストアチェックの癖もあり(毎月のようにスーパーや薬局を訪問して売れ筋調査などをしていました)、スーパーを訪ねるのが好きな私。地元の店に行きたいと頼んだのですが、「日曜日は16時までなのでもう閉まっている」と・・・。平日は夜10時までなのに、日曜日の開店時間がそれより短いとは??

イギリス人に聞くと、日曜日に店を開けるようになったのも最近のことだとか。日曜日は家族でゆっくり過ごすのが普通だそうです。確かにその方が良いですね。

 

翌日の月曜日、美しい公園 Dunham Massey (ダナム・マジー)へ。いかにも”イングリッシュガーデン”という感じの広大な公園です。美しい花が咲き乱れ、リスや鹿など、動物たちがのんびり過ごしていました。

 

そして、スーパーマーケットへ。パンパースのコーナーに行くと、パッケージの赤ちゃんが様々な人種であることに気が付きました。街を歩いても、白人・黒人・アラブ系・アジア系など、いろいろな人がいます。紙おむつにも、それが反映されているのですね。

 

24時間、発見と学びにあふれた海外の旅

久しぶりの海外、日本を離れると、圧倒的な解放感があります。見るもの聞くもの、すべての事に日本との違いと類似点を見つけ、深く考えます。とてもエキサイティングです。コロナ渦でずっと日本にこもっていましたが、海外に出るのは良いなあと、改めて感じました。英語の会話も苦労しつつも何とかこなし、予定のコースを無事進んで、次のパリに着いた時には、ほっと一息。電車に乗るだけでも、レストランで食事をするだけでも、うまくいくと自信がつきます。注文したものと、出てきた料理のギャップもよくありましたが・・・Mind the gap!

ミライフは、独自の技術やサービスを持つ中小企業・スタートアップをマーケティングで支援します。英語対応も可能です。

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