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プレスリリース配信サービス「PR　TIMES」には、姉妹版の「PR TIMES STORY」があります。ここは、製品やサービスが世に出ることになった背景やストーリー、開発秘話などを紹介するものです。PR TIMES STORYの紹介ページでは、次のように説明されています。

当事者にとって当たり前の出来事も、受け取る誰かにとっては共感や学びを与える価値ある情報となり、新しいつながりをつくるきっかけとなります。

これまでスポットライトのあたる機会が限られた「ストーリー」を発信することで、社会とのリレーションをより広く深いものにすることができます。

 

生態会に私が参画した理由

私が事務局長を務める、NPO法人生態会では、関西のスタートアップを調査分析するレポートや、企業からの受託調査・独自の分析などを行っています。そのたびにプレスリリースをしていますが、今回はなぜ私がそれに関わっているのかというストーリーを中心に寄稿として紹介しました。

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すると、これを読んだ東京の特許事務所から連絡がありました。

スタートアップは知財や商標を守ることが成長するために重要です。この特許事務所は、企業の依頼に応じて特許申請をするだけでなく、何が特許となるかを一緒に考えるということもしているユニークな会社でした。早速ミーティングをして、今後、連携の道を探ることになりました。このPR TIMES STORYの記事を読んでくださっていたので、NPO法人生態会とは何か、なぜ関西スタートアップレポートを出しているのかなど理解してくださり、話が早かったです。

記事をSNSでシェアしたら、それ経由で読んでくれた方からも「ファーストペンギンですね。なかなかできることではないです」と、うれしい感想をいただきました。

プレスリリースをするには、新規性や時事性などが必要とよく言われます。もちろんそうですが、一つの事業やイベントの背景を深堀りして紹介するのも、広く共感を得ることができます。配信媒体の特性を理解して、活用してはいかがでしょうか。

 

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