自社の魅力を伝える:独自情報を、現場・現地・現物から

私は、NPO法人生態会という、関西のスタートアップ支援をする非営利組織の事務局長をしています。関西には魅力的なスタートアップもたくさんあるのですが、メディアに知られず、知名度を上げるのが難しいのが課題です。

その解決のためにも、生態会では定期的に関西のスタートアップを取材して、会員企業に紹介し、ブログで発信しています。毎月3社の取材を重ね、200社を超えるスタートアップの情報が集め、関西のスタートアップメディアとしては最大級となっています。

取材先から新規上場第一号!

2025年はうれしいニュースとして、生態会が取材したスタートアップの中から、フツパー株式会社が新規上場をしました!AIを活用した、製造業向けの事業を展開されています。まだ2020年創業の会社で、代表の大西洋氏は1994年生まれの若手起業家です。生態会が取材したブログはこちら

フツパー大西社長と

 

2025年12月末の大阪取引所の大納会では、新規上場した会社が紹介されました。国内の新規上場件数は、全国で66社(前年よりー20)と大きく減少しました。しかし関西は7社(+3)と増加しました。また、機関投資家などプロ向けのTOKYO PRO Market(TPM)への上場は関西で13社(+4社)で、全国のTPM上場46社(-4)と比べても活気が感じられます。

TPMに上場した株式会社MJEは、シェアオフィスbillageを運営している会社です。スタートアップが拠点とし、イベントもよく開催されています。スタートアップを支援しつつ、自社も上場を目指すという話を聞いたことがあります。ついにそれが叶ったのだなあと、感慨深く思いました。

 

スタートアップの強みを伝え、死の谷を乗り越える

フツパーの上場は明るいニュースですが、取材したスタートアップ200社以上の一社に過ぎません。ほとんどの会社は、資金調達や人の採用に苦労し、事業戦略に悩み、もがいています。生態会では、適切な方を紹介し、少しでも事業成長に助けになればと思っています。

スタートアップに取材する時は、その会社のオフィス、研究所、工場、店舗など、できるだけ現場を訪問して経営者に直接話を聞くようにしています。起業の背景や想いを聞き、独自性を理解してブログ記事としてまとめています。関西本社で設立5年以内を基準としているのですが、関西も広いので、和歌山や滋賀など、大阪から2~3時間かかることも・・・しかし、その場所を拠点とする理由など、オンライン取材では分からない現場の話を聞くことは大きな意味があります。

けいはんなで、TSK社に取材 https://www.seitaikai.com/post/__tsk

 

ピッチの発表より、ブログの方が分かりやすい?

先日お話ししたベンチャーキャピタルの方は、生態会のブログをよく参考にしているそうです。スタートアップから事業発表(ピッチ)を聞くけど、生態会のブログは背景やその特徴などが整理されているので理解しやすい、とのこと。確かに、取材した会社がマッチング会などで発表するのを聞くと、「あれれ?もっと違う言い方があるのでは?「誰に何をして欲しいのか、不明確では?」と思うこともしばしば。

スタートアップ側としては、資金調達をしたい、連携先を探したいという気持ちがあり、自社製品の良さだけを説明しがちです。しかし、聴衆の興味を理解し、独自性や新規性を説明して、何を目的に話しているの伝えなければなりません。

その時に重要なのは、現場、現地、現物の情報。市場の伸び、自社の強み、具体的な製品やサービスのデモ、提携先やユーザー数の情報など、具体的な数字や事実で説得する必要があります。AIでは作れない、その人ならではの独自情報、熱意あるトークが、人の心を打ちますね。それはまさに、マーケティングや広報の視点です。これからも、伝えていきたいと思います。

 

ミライフは、独自の技術やサービスを持つ企業をマーケティング広報で支援します

ミライフは、広報・ブランディング・マーケティングの戦略策定から実行まで伴走支援するマーケティングの外部パートナーです。大阪・京都・兵庫を中心に全国のBtoB企業、中小企業、スタートアップ(ベンチャー)の支援をしています。

マーケティング戦略や広報戦略、事業戦略などプラン段階から、広報のネタ探し、メディアアプローチ、取材対応などの実行支援まで、丁寧に柔軟にサポートします。

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